2013年

9月

01日

売れるまで長くかかりましたが・・・、売れた価格は予想どうりでした。

         本当に売れる価格とは・・・

 

これは実際にあった本当のお話ですが、不動産会社の方ならよく経験することです。

 

先日Cさんから依頼されていた、D町の中古住宅が売れました。

金額は1,700万円でした。販売にかかった月日は9ヶ月間でした。

 

ところで、皆さん「路線価」ってご存知ですか?

路線価というのは不特定多数が通行する道路に面する標準的な「宅地1㎡当たりの土地評価格」のことで、相続税や贈与税等の課税価格を計算する基準となるものです。

 

少し難しいですが・・・、これが不動産の査定に大きく関わってきます。

 

ということで、依頼された中古住宅の付近の路線価を基に、当初査定をしてみました。

この中古住宅の付近の路線価は1㎡あたり、26,000円でしたので 1坪あたり86,000円ということになります。

詳しくは書きませんが、路線価よりも実際の取引相場は大体高くなりますので(これはケースバイケースです)土地の価格を   108,000円/1坪あたり、と評価しました。

つまり、土地代は57坪×108,000円で約 615万円

建物は38坪で、築13年 これも計算方法があるのですが、1,110万円 

ということで、査定額は当初1,725万円としました。

 

ですから、当社が販売できるだろうという金額は1,700万円~1,750万円と結論をだしました。もう9ヶ月前のことです。

そして、売れた金額は1,700万円、ほぼ予想どうり・・・

 

私が言いたいのは予想が当たったと自慢したいのではなく、どうして売れるまでに9ヶ月間かかったかということです。

                   

                  その事を今回お話したいと思います。

 

 

 

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